子育ての一つの壁でもあるトイレトレーニング、進め方がわからないという方も多いのでは?
ありぃさ
わが家の場合、子どものやる気よりも幼稚園への入園(オムツを外さないと入園できない)が先に迫ってきてしまい大変でした。
結果的にはじめてから1カ月で終了し、なんとか入園3週間前にトイトレを卒業することができました。
特別早く終わったというわけではありませんが、やり方については保育士さんのおすすめです。
トイトレの進め方について知りたいという方はぜひこちらの記事をご覧ください。
もくじ
トイレトレーニングを進める前に確認したいこと
トイトレは2〜3歳頃に始める方が多いです。
というのも、トイトレを始められるには大きく3つの条件があって、その条件を満たすのがだいたい2〜3歳頃だからです。
そして、そのトイトレを進める前に確認したい3つの条件というのがこちら。
- トイレまで歩けて便座に座れる
- 「ちっち行きたい」など意思疎通ができる
- おしっこの間隔が2時間以上あく
この3つの条件が揃えば、子どもの精神面でも身体の構造面でも「トイレに行く」準備ができているといえます。
トイレトレーニングを始めるにあたって準備したもの
はじめてのトイトレってどう進めればいいか、いまいち分からないですよね。
人によって言うことも少し違いますし、やり方も子どもによって合う合わないがありますし。
- トイレに関する絵本
- トレーニングパンツとお兄さんパンツ
- 補助便座
- シール

それぞれの詳細について書いていきます。
トイトレ準備①:トイレに関する絵本でトイレに興味をもってもらう
トイトレを始めるなら、子どもがトイレやおしっこに対して興味をもってからの方が進めやすいです。
また、子どもが男の子だと、ママは何が正解か混乱すると思います。
私も男の子ママですが、一冊この絵本を買って助かりました。
女の子バージョンもあります。
絵本自体は子ども自身がどうやってトイレをするかという内容で進められています。
トイトレの段階ごとに親向けの解説も書いてあり、この絵本一冊で子どもにとっても親にとってもトイトレの教科書的な役割をしてくれます。
親への解説が分かりやすく細かく書いてあるので、トイトレの正しいやり方が分からないという方におすすめです。
ちなみに保育士の友人に、男の子に教えるときは「基本的にはパパと同じでパパが子どもに見せるといいよ」とアドバイスをもらいました。
うんちに興味をもってもらうにはこちらの絵本がよかったです。
色々な動物がうんちをしてさいごに子どももトイレでうんちをする絵本。
仕掛け絵本になっているので息子も興味をもってくれました。
この絵本の成果かは分かりませんが、この絵本を読むようになってから、「うんちに行きたい」と言ってくれるようになりました。
トイトレ準備②:トレーニングパンツや憧れのお兄(姉)さんパンツ
トイトレ用にトレーニングパンツというものがあります。
いわゆるトレパンというやつです。
このトレパンには、おしっこをほとんど吸収してくれる6層のものから、漏らした感覚が分かる3層、4層のパンツがあります。
そしてトレパンを経て最終的に履けるのが子どもにとって憧れのお兄(姉)さんパンツ。
ですがトレパンに関しては人によって意見が分かれます。
最初からお兄さんパンツを履かせてしまった方が漏らした感覚が分かりやすいため、トイトレが早く終わるともいいます。
わが家では6層のトレパン→3層のトレパン→お兄さんパンツという過程でした。
6層はあまり意味がなかったので次トイトレをするときは4層のトレパンから始めます。
トレパンについて選び方や私の失敗談、おすすめなどを記事の最後に書いていますので、気になる方はご覧ください。
トイトレ準備③:やっぱりあると便利!補助便座
私がトイトレを後回しにしてしまった理由の一つ。
大人のように普通の便座でもできないことはありません。
ですがやっぱり穴が大きいので、大人が子どもの体を支えていないと落っこちそうになりますし、子どもによっては怖いと思います。
以下の記事では、私が購入した カリブの補助便座 についての口コミレビューを書いています。
トイトレ準備④:トイレが成功したときのシール
トイトレを早く卒業させるためのコツ。
それは子どもが自分からやる気になって楽しいと思わせること。
保育士さんや先輩ママのトイトレ談を聞くと、必ずといっていいほどトイトレシールをおすすめされます。
と疑問に思いましたが、シールの威力はすごかったです!
シールを買うときからテンションが上がり、「トイレができたら貼れるよ!」と言った日からトイレに誘うと素直に行くようになりました。
毎回トイレをし終わった後も「今日はなんのシールを貼ろうかなぁ〜!」と嬉しそうにしてくれて、なんだか親の私まで嬉しくなってしまいました。
保育士さんに教わったトイレトレーニングの進め方
保育士の友人に教わったトイトレの進め方を紹介します。
- ママがトイレする姿やトイレの絵本を見せて、トイレについて知る
- オムツの状態でトイレへ誘うようにする
- 何回か成功してきたらトレパンまたはお兄さんパンツを履かせる
- 自宅でできるようになったら、外出先でも練習する
この流れに沿ってわが家の2歳10カ月の息子のトイトレ体験談を紹介します。
STEP①:ママがトイレする姿やトイレの絵本を見せて、トイレについて知る
最初にやったことは、ママがトイレする姿を意識して見せたり、絵本などでトイレに興味をもってもらったりして、全体像を理解してもらいました。
夫にもお願いして、男の子はどうやってトイレをするか息子に見せてもらいました。
STEP②:オムツの状態でトイレへ誘うようにする
トイレに少しだけ興味をもつようになったので、朝起きた後や食後のおしっこが出やすいタイミングで、「トイレでおしっこしよう」と誘うようにしました。
最初は1日に1回トイレでできたら成功というレベルでした。
途中からトイレができたらシールを貼るというのをやったらトイトレのやる気がアップし、誘ったら素直に行くようになりました。
STEP③:何回か成功したら、トレパンまたはお兄さんパンツを履かせる
長男に「おしっこが出そうになったら教えてね」と伝えるも、1週間くらいたっても全く言い出さず。
このタイミングでトレーニングパンツを投入しました。
最初は6層のトレーニングパンツにしたのですが、漏らしても気持ち悪さが分からなかったようで、ほとんど意味がありませんでした。
そこで3層のトレーニングパンツに変更したところ、漏らしたのが気持ち悪かったようで、自分から「ちっち行く」と言うようになりました。
STEP④:自宅でできるようになったら、外出先でも練習する
自宅でちっちができるようになったら、トレーニングパンツを履いて外出に挑戦。
外出先でも自分からトイレへ行くことを伝えられるようになり、晴れて憧れのお兄さんパンツを履くことができました。
トイレトレーニングでこんなことに困ったら
ここでは私がトイレトレーニングを進める中で悩んだり困ったりしたことについて書いています。
トレーニングパンツはどうやって選べばいい?
トレーニングパンツには大きく分けて紙と布の2種類があり、さらに布トレーニングパンツにはお股の部分が3層、4層、6層構造のものがあります。
紙と布それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
<紙トレーニングパンツ>
✔︎ メリット
・使い捨てができるので洗濯の手間がかからないし、外出時に便利
・トレパンマン
✔︎ デメリット
オムツよりは濡れた感覚があるが、吸収性があるので布と比較すると濡れた感覚は劣る
<布トレーニングパンツ(3層)>
✔︎ メリット
・「濡れて気持ち悪い」という感覚がわかりやすく、床までびしょびしょになるので視覚的にも漏らすことがどういうことかが分かる
・夏も冬も半日程度で洗濯物が乾く
✔︎ デメリット
床までびしょびしょになるので、掃除の手間がかかる
<布トレーニングパンツ(4層)>
✔︎ メリット
・ズボンまでだいぶ濡れるが、床はびしょびしょにならないので、「床まで濡らしたくないけど、漏れた感覚は知ってほしい」ときに便利。
・洗濯物は夏も冬も半日程度で乾く
✔︎ デメリット
床までびしょびしょになる
<布トレーニングパンツ(6層)>
✔︎ メリット
おしっこの量が多いとズボンまで濡れるが、吸収性はとても高い
✔︎ デメリット
・洗濯物は、夏は一日あれば乾くが、冬は丸一日でも乾かないときあり
・吸収性が高いので、濡れても気にならない子も多い
・夏は蒸れやすいので、湿疹ができてしまう可能性あり
布トレーニングパンツに共通していえることは、
- 子どもが「パンツを履けた」という喜びを味わえる
- 好きなキャラクターのパンツを選べるので、トイトレのやる気アップに繋がる
ということです。
「結局どれがいいの?」と思われるかもしれませんが、それぞれのメリットを上手に使うのがベストだと思います。
たとえばわが家では、自宅にいるときは3層の布トレーニングパンツで、外出時や就寝時は紙トレーニングパンツまたは6層の布トレーニングパンツなど、状況によって使い分けていました。
また、冬だと6層の布トレーニングパンツは洗濯したときに一日で乾きにくいので、翌日が晴れの日限定で使っていました。
トレーニングパンツ、ずばり何枚買った?
わが家で購入したトレーニングパンツは全部で4枚です。
まず最初は息子の大好きなアンパンマンの6層のトレーニングパンツを2枚だけ買いました。
ですが、普段のオムツでもパンパンになっても何も言わない息子にとっては、吸収力高めの6層パンツは漏らしてもあまり気持ち悪いと感じないようでした。
漏れ具合としては、少量のおしっこであればズボンまで濡れませんが、おしっこが多いとたまにズボンまで濡れます。
そこで次は同じく大好きなキャラクターである、こちらのトミカの3層式トレーニングパンツを購入。
こちらのトレーニングパンツはさすがに漏らしたときに気持ち悪いようで、このパンツを履くようになってから「ちっち出る!」と教えてくれるようになりました。
わが家では4層は使いませんでしたが、個人的には4層から始めるのが一番コスパがよさそうだなと思いました。
トレーニングパンツは合う合わないあるので、最初はわが子に合いそうなものを2枚程購入して様子を見るのがいいと思います。
紙トレーニングパンツやパッドは使った?
最初は使いませんでしたが、途中から以下のときに紙トレーニングパンツを使いました。
- 外出時
- 就寝時
- うんちのとき(パンツから履き替える)
わが家は使いませんでしたが、パンツにパッドを貼り付けるとおしっこを漏らしても吸収してくれるライナータイプもあります。
こちらも使い捨てができるので、外出時に便利そうですね。
ピジョンのライナーは2種のギャザーで横漏れを防いでくれますし、漏らすと泣いているパンダの絵が浮かび上がってくるので、「パンダさんを泣かせないように頑張ろうね!」とやる気アップの機会を作れることで人気なようです。
トレーニングパンツよりもお兄さんパンツの方がオムツ外れが早い!?
保育士の友人にトイトレの相談をしたところ、その友人が自身の子どものトイトレをしたときには、トレーニングパンツを使わず、最初からお兄さんパンツを履かせたそうです。
普通のパンツですと、漏らしたときの気持ち悪さが分かりやすいですし、「パンツや家の床を汚してしまった」という気持ちになりやすく、実際その友人のお子さんも1〜2週間で外れていました。
「トイトレを早く終わらせたい!」という方にとっては、おすすめのやり方です。
うんちだけトイレでできない
トイトレで一番悩んだのが、うんちだけトイレでできないという問題でした。
補助便座が悪いのかなと思いましたが、長男はオムツのときいつも四つん這いでうんちをしていたので、単純にトイレに座ってするのが慣れなかったんだと思います。
うんちの絵本を読んであげたり、トイレに座っておしっこしたりすることで座って用を足すポーズに慣れたのか、うんちも徐々にトイレでするようになりました。
うんちがしたくなるとするときのポーズみたいなのがあったので、それを見つけたらトイレへ連れて行くということもしました。
うんちだけできないと困っている方がいたら、参考にしてもらえればと思います。
こどもちゃれんじのトイトレ教材はとてもおすすめ
こちらは保育士さんにおすすめされたわけではないですが、1歳の頃から加入していたこどもちゃれんじでトイトレの教材が届いたので使っていました。
内容はこんな感じ。

こどもちゃれんじ トイトレ教材
トイトレシールやおしゃべりするトイレがついている絵本、喋ったりトイレを流す音を流してくれたりしてやる気をアップさせてくれるおもちゃなどなど。
トイトレ用の教材のメインはこんな感じですが、トイトレの進め方やトイトレに対する疑問や悩みに答えてくれる資料のようなものも送られてきて、かなり参考になりました。
絵本やおもちゃは、さすがベネッセさん、子どものツボを分かってくれている作りをしていて本当にありがたかったです。
トイトレ用の教材は2歳のときに届くので、気になる方は公式サイトからチェックしてみてくださいね。
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