ありぃさ
ゆうた
厚生労働省によると、全国の平均的な出産費用(平成24年度)は486,376円。
なかでも都道府県別にみると、東京都は全国で一番高い497,872円なので、100万円というのは平均の約2倍の費用です。
この記事では、2018年に聖路加で出産した私が、妊婦健診から1カ月健診までにかかった費用の詳細を紹介します。
「聖路加での出産費用は一体何に使われているの!?」と気になる方は、ぜひご覧ください!
もくじ
聖路加国際病院での出産費用
聖路加での無痛分娩による出産費用は、結論からいいますと1,013,416円かかりました。
内訳はこんな感じです。
内訳 | 料金 |
妊娠検査(2回) | 17,936円 |
妊婦健診 | 39,540円 |
ママの分娩と入院 | 625,580円 |
無痛分娩 | 150,000円 |
赤ちゃんの入院 | 166,220円 |
ママの1カ月健診 | 5,500円 |
赤ちゃんの1カ月健診 | 8,640円 |
合計 | 1,013,416円 |
このうち420,000円は、出産育児一時金直接支払制度により、健保組合が直接出産した医療機関に対して出産育児一時金を支払ってくれます。
ありぃさ
ここからは、内訳についてさらに詳しくお話ししますね。
妊娠検査と妊婦健診の費用
妊娠検査とすべての妊婦健診にかかった費用は、合計57,476円です。
もっと詳しくいうと、妊娠検査(聖路加ではないです)は2回で17,936円、妊婦健診は13回とも補助券を使って39,540円でした。
妊娠検査では、初診で赤ちゃんの心拍確認までできたら2回目の自己負担分はありません。
私は6〜7週で妊娠検査に行った結果、心拍確認までできなかったため2回目も行くことになりました。
私もそう分かってはいたのですが、早く知りたくて早く行っちゃうんですよね〜(苦笑)
補助券に関しては、全国の自治体では妊婦健診に対して14回分の補助券が用意されています。
私の場合は39週で出産をしたため、13回しか使いませんでした。
ちなみに、私のときの妊婦健診の詳細な内訳はこちらです。
妊娠週数 | 検査内容 | 自己負担額 |
妊娠7週目 | ・エコー検査 (胎嚢確認) |
約8,000円 (補助券無) |
妊娠8週目 | ・エコー検査 (心拍確認、紹介状作成) |
9,936円 (補助券無) |
妊娠10週目 | ・エコー検査・尿検査・血液検査・子宮頸がん健診・梅毒・B型肝炎・HIV・風疹など | 14,730円 |
妊娠14週目 | ・エコー検査 ・健診 |
340円 |
妊娠18週目 | ・エコー検査 ・健診 ・クラミジア |
6,250円 |
妊娠22週目 | ・エコー検査 ・健診 |
340円 |
妊娠25週目 | ・エコー検査 ・健診 ・妊娠中期血液検査 ・糖尿病検査 |
10,810円 |
妊娠27週目 | ・エコー検査 ・健診 |
−4,960円 (補助券との差額分で返金) |
妊娠29週目 | ・エコー検査 ・健診 |
340円 |
妊娠31週目 | ・エコー検査 ・健診 |
340円 |
妊娠33週目 | ・エコー検査 ・健診 |
340円 |
妊娠35週目 | ・エコー検査 ・健診 |
340円 |
妊娠37週目 | ・エコー検査 ・健診 ・妊娠後期血液検査 |
9,990円 |
妊娠38週目 | ・エコー検査 ・健診 |
340円 |
妊娠39週目 |
・エコー検査 ・健診 |
340円 |
合計 | 57,476円 |
どこもだいたい一緒だと思いますが、私が住んでいる区では区役所に妊娠届を提出すると、以下の受診票がもらえます。
- 母子健康手帳と妊婦健康診査受診票(14枚)
- 超音波検査受診票(1枚)
- 妊婦子宮頸がん検診受診票(1枚)
上記の表は、妊娠10週目以降は毎回妊婦健康診査受診票(いわゆる補助券)を提出した上での自己負担額です。
加えて、妊娠10週目に妊婦子宮頸がん検診受診票、妊娠27週目に超音波検査受診票を使用しています。
超音波検査受診票は市区町村によって公費負担回数が異なるそうですが、使用するタイミングはエコー検査(超音波検査)を行う場合はいつでも大丈夫です。
分娩と入院中の費用
分娩と入院中の費用は合計791,800円でした。
- ママの分娩と入院中の費用:625,580円
- 赤ちゃんの入院中の費用:166,220円
入院中の費用とは、検査代や食事代、投薬などです。
関連記事:【聖路加国際病院】出産時のお部屋と食事を写真つきで紹介
無痛分娩の費用
聖路加国際病院の無痛分娩代は、一律で150,000円です。
無痛分娩当日の体験談は、【聖路加国際病院】無痛分娩と自然分娩の出産体験談にて詳細を書いています。
1カ月健診の費用
退院すると1カ月後にママの健診と赤ちゃんの健診がそれぞれあります。
これには合計14,140円かかりました。
- ママの健診費用:5,500円
- 赤ちゃんの健診費用:8,640円
ちなみに、1カ月健診では補助券は使えません。
聖路加国際病院での出産時の支払い方法
妊婦健診も出産後の支払いも現金とクレジットカード両方の支払いが可能です。
妊娠・出産にかかった自己負担額は「医療費控除」の対象となるので領収書をとっておこう
「医療費控除」というのをご存知でしょうか。
「医療費控除」というのは1月1日から12月31日までの1年間に、生計をひとつとする家族全員の医療費が10万円を超えた場合に、確定申告をすれば還付金を得られる制度です。
聖路加での出産費用は、出産育児一時金を抜いても50万円以上はするので、かなりの額が医療費控除の対象となります。
ですので、確定申告でちょっとでも多くの還付金をもらいたい方は、妊娠・出産にかかった費用のレシートや領収書は、手元に残しておくことをおすすめします!
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