幼児教育や知育に興味のある方なら、モンテッソーリ教育というのを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
そのモンテッソーリ教育には様々な教具があります。
ありぃさ
モンテッソーリ教具の円柱さし
モンテッソーリ教具の円柱さしは感覚教具の一つです。
教具の説明や遊び方、対象年齢について紹介します。
円柱さしの教具説明
高さや直径の異なる円柱を、視覚で識別しながら同じ大きさの穴にはめ込みます。
実際の教具はこんな感じです。
左上:直径と高さが異なる
右上:直径は同じで高さが異なる
左下:高さは同じで直径が異なる
右下:直径と高さが異なる(左上と逆順序)
円柱さしの遊び方
円柱さしは色々な遊び方ができます。
1→4に向かって難易度が上がります。
- 円柱を抜き差しする(穴がぴったりなので意外と難しい)
- 一つの円柱さしの円柱をランダムにし、そこから選んで穴に入れる
- 複数の円柱さしで同時に遊ぶ(全部で円柱が20個になるので難しさのレベルがアップ)
- 慣れてきたら、目隠しをしながら遊んでみる
円柱さしの対象年齢
円柱さしの対象年齢は3歳以降ですが、2歳半でも間違えながら覚えて楽しめました。
1歳くらいからでも”抜く”という遊びができますので、早めに買ったほうが長く遊べそうです。
ただ、小さめの円柱さしは誤飲の恐れがありますので、その点は気をつけたほうがいいかもしれません。
円柱さしの効果
比較することにより概念を理解できる
円柱を取り出して比較することにより、①大きい、小さい ②太い、細い ③太くて低い、細くて高い ④高い、低いの形容詞(抽象的概念)を学ぶことができます。
第二の脳と呼ばれる指先訓練になる
指先を使った遊びを通して脳を活性化させる指先動作は、幼児の脳に刺激を与え、子どもの成長や発達を促します。
集中力がつく
子どもが最後までやり抜くのを大人が見届けることで子どもの集中力がつき、達成感を味わわせてあげることができます。
円柱さしだけで、こんなに多くの効果が得られるなんて嬉しいですね。
なぜ円柱さしを購入したのか
それはずばり、「集中してくれそう」と思ったからです。
以前「モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方」を読んだ際に、集中状態に入らせることが大事だと書いていました。
息子の2歳半という年齢からちょっと難しそうな教具を与えることで、息子にも集中力をつけさせたいなと思い、円柱さしの購入を決めました。
ちなみに私はアマゾンで購入したのですが、4種類の円柱の色が違うものもありました。
見た目的には、「カラフルでそちらの方が可愛いなぁ」と思ったのですが、より難しいもので集中できるように全部同じ色の木のものにしました。
2歳半の息子の反応は?
おもちゃを買うとき、子どもが本当に遊んでくれるか反応が気になりますよね。
わが家では息子が2歳半のときに購入したのですが、3歳を過ぎた今でも気に入っています。
息子が2歳半のとき、円柱のさす場所を間違えても、こちらが「間違ってるよ」と教えなくても自分で間違っていると気付くことにびっくりしたのを覚えています。
そして息子は次から次へと色々なおもちゃに目移りするタイプだったのですが、円柱さしは終わりがあるからか最後までやりきります。
他にも円柱を逆にさして遊ぶなど、「そんな遊び方があったのか!」と子どもの創造力に驚かされもしました。
モンテッソーリや知育玩具に興味のある方は、ぜひ試してみてくださいね。
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